今回のテーマは、「睡眠とストレス」です。
私たちは日々仕事やプライベートの時間を過ごす中で、
ストレスによる影響を受けることがあります。
ストレスを感じているという自覚があれば、
「ストレス解消しないと」とか「少し休まなきゃ」など、
意識もできますが・・・
自覚なく知らず知らずのうちにストレスの影響を受けてしまうことが多くあります。
そのようなストレスが蓄積されると・・・
身体的には
『頭痛、腹痛、下痢、便秘、吐き気、嘔吐、食欲不振、多汗、口の渇き、じんましん』など。
心理的には
『集中力の低下、不安、苛立ち、焦燥感、無力感、無気力』など。
個人個人で反応に違いや差はありますが、
何かしらの影響が出てくる可能性が高いのです。
ですから、
普段の生活に、上手くストレス解消の要素を取り入れることが“コツ”なのです。
今回は、誰もが毎日繰り返している『睡眠』という要素に着目し、
心身のメンテナンスをするという視点を紹介します。
睡眠に関する研究は、いまだ解明されていない点も多いのですが
近年、その研究が進み、睡眠の機能が明らかになりつつあります。
私たちは、睡眠をとることで
心身のバランスを整えることができます。
消耗した部分を修復したり、調整したり、
私たちにとって“睡眠”は大事なシステムなのです。
では、睡眠不足や、睡眠のサイクルが乱れるとどうなるのでしょうか。
消耗した部分の修復や調整が完了せず目が覚めることになってしまいます。
1日ならまだしも、
その状態が2日、3日、・・・と続けば続くほど
心身へのダメージは大きくなり、
「あれ?最近疲れがとれにくいな。」、「なんか、調子がおかしいな」と自覚するようになります。
そして、さらに放置しておくと
仕事に影響を及ぼしたり、病気になったりと問題へとつながるのです。
コンピューターがリセットボタンで元に戻るように、
私たちも“リセットボタン”ひとつで、
健康な状態に戻ればいいのですが、そういう訳にはいきません。
私たちが元の状態に戻るには、
日々の暮らしを“意識する”ことによって、日常的に小さな改善を積み重ねるしかないのです。
そして、睡眠に関しては“質の向上”を意識することがポイントです。
健康上、最適な睡眠時間は6時間~8時間であることが分かってきています。
いかに、この6時間~8時間を自分にとって最高の時間にするかが鍵です!
そのためには、
眠りにつく前から、眠り始めにリラックスできる環境に身をおくことです。
リラックスする方法として、様々な情報が溢れていますが、
ここで大事なのは、
自分自身が、主観的にリラックスを感じているか。がとても大事です。
自分がリラックスできる、その方法や手段を見つけて欲しいのです。
例えば、
明かりの調整をしたり、アロマなどの香りを使ってリラックスしたり、
リラックス効果のある音楽を聞いたり、
自分の見つけた、自分に合った方法で、
“睡眠の質を向上”させる環境を作り上げて欲しいのです。
是非、日々の“睡眠の質”を意識して日常的に心身メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。