今回のテーマは、「捉え方を変える」です。
誰しも、仕事で・・・
プライベートで・・・
いいこともあれば、
よくない出来事もあります。
いい出来事があれば、
嬉しくなったり、ワクワクしたり、やる気が増したり、・・・
気持ちもポジティブになります。
逆に、よくない出来事があると、
イライラしたり、落ち込んだり、悲しくなったり、・・・
気持ちはネガティブになります。
また、その気持ちを引きずってしまうこともあります。
私たちは、よくも悪くも
そして、自分が気づいていなくても、
色んな出来事から影響を受けてしまいます。
影響を受けてしまうのであれば
誰でも、少しでもいい影響を受けたいと思うはずですよね。
では、
自分にとって良くない影響を、どのように減らしたらいいのでしょうか?
それは、視点を変えてみるということです。
どう言うことかというと・・・
私たちは起こってしまった出来事を、過去に戻って変えることはできません。が・・・
変えることができることもあります。
それは、
起こった出来事に対する、見方や解釈,文脈を変え、‟捉え方を変える”ことです。
「捉え方を変えよう。」と言われると、
「ネガティブなことを、ポジティブに変えるってことでしょ。でも正直、ポジティブになんて変えれないし・・・」
なんて心の声が届いてきそうです。
自分にとって100%マイナスだった出来事を、
プラス100%にする必要はないんです。
±0でもOKなんです。
あるいは、
マイナス50%でも、
マイナス70%でもOKなんです。
心が楽になれば、それでOK!です
少しでも心が楽になれば、心に余白が生まれてきます。
それが第一歩です。
余白が生まれると、
『行動を変えてみてもいいかも』という気持ちがすこしづつ芽生え始めるのです。
これは、『リフレーム』と言われ、カウンセリングの中でも用いられているスキルの一つです。
リフレームの目的は、
今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、
視点を変えたり、焦点をずらしたりしながら、
意図的に自分や相手の生き方を健全なものにしていくことです。
視点を変える方法として、
『ネガティブな面とポジティブな面の両方をみる』のもひとつです。
また、ネガティブでもポジティブでもない、フラットな面を探すこともできます。
たとえば、性格を色んな視点からみてみると
大人しい人を、思慮深い、冷静、寡黙な人、話すのが苦手な人などと捉えることもできます。
また、
文句が多い人を、自分の意見をいえる人、様々なことに気がつく人と捉えることもできます。
また、
友人を食事に誘い断られた時、
‟私のことを避けてる”と捉えることもできます。
‟今回は、仕事が忙しくて余裕がないのかも”と捉えることも出来ます。
捉え方ひとつで、友人に対する言動は変わってしまいます。
そして、関係性まで変えてしまうことさえあるのです。
ものごとを、どのように捉えるかは‟自分次第”です。
自分自身が、
「アッ、そうなんだ」、「これでもいいかも」と
心が楽になる捉え方を探してみてはいかがでしょうか?