街中で、こんな言葉を耳にしたことはありませんか?
「あの人は、話が上手いからコミュニケーション上手だよね。」
とか
「私は話すのが苦手だから、コミュニケーションとるのは苦手・・・」
とか。
本当に、“おしゃべり上手=コミュニケーション上手”でしょうか。
“話し下手=コミュニケーション下手”なのでしょうか。
そもそも、コミュニケーションとはなんなのでしょうか?
それは、『キャッチボール』です。
『言葉』というボールを、投げたり、キャッチしたり、これをお互いに繰り返しているのです。
この、コミュニケーションには2つのボールがあります。
『言語(言葉)』のボール と
『非言語』のボール です。
話し上手な人が、どんなに取りやすいボールを投げたとしても
キャッチしてくれる人がいなければ、コミュニケーションとして成立しないのです。
また、
取りにくいボールが投げられたとしても、ちゃんとキャッチしてくれる人がいれば、
コミュニケーションとして成り立つのです。
ということは・・・
ボールをキャッチ出来る人。
聴き上手な人・・・ になればコミュニケーション上手になれますよね。
今回は、聴き上手になれる3つのポイントを紹介します。
- 相手の話に対して、“うなずく”
非言語で、相手に『私は話をきいていますよ』とメッセージを伝えることができる
- 相手の話に対して、“相づち”を入れる
「へ~」「うん」「そうなんだ」・・・などの言語で、相手に『私は話をきいていますよ』とメッセージを伝えることができる
話を聴くとき、聴き手側が“うなずき”や“相づち”を入れると、
話し手側の発話量が増える効果があり、
更に、聴き手に対して好意的な印象をもつこともわかっています。
そして、もうひとつ
- 相手の話に対して、“オウム返し”をする
相づちと同じように、言語で相手に『私は話をきいていますよ』とメッセージを伝えることができる
これら3つのポイントを、
会話のキャッチボールの中で、相づちをしたり、次はオウム返しを入れたり、そして、うなずきながら、3つを織り交ぜ伝え続けることが大事なんです。
なぜなら、
それぞれを活用しながら、『私は話をきいていますよ』とメッセージを相手に暗に伝え続けることで、相手が話しやすい状態を維持することができるのです。
今回紹介した『聴き上手になれるポイント』にまずはチャレンジしてみることが、コミュニケーション上手になれる第一歩です。
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