NLPと子育てと勉強の関係について

「“NLPと子育てと勉強”。そこにどんな関係があるの?」と、思われるかもしれません。また、「NLPは知っているけれども子育てと勉強にどの様に活かせばいいのかイマイチわからない。」という事もあるかもしれません。“NLP”は、“コミュニケーション心理学”と表現されることもあります。その理由は、成人間でのコミュニケーション力を高めるための理論・技法・練習方法を深く扱っているからです。更に、子どもとの対話により、子どもの“自己肯定感”を高めるための言葉の伝え方にも活かせる方法論が多く存在します。つまり、大人がNLPを取り入れることにより、自分自身だけではなく、子育てにも活かす事が出来るのです。コミュニケーション力がアップする事で、子どもへ伝える言葉のパターンが変わってきます。また、NLPのコンテンツでは“目標設定”にも心理的な効果を引き出す重要なポイントをまとめています。自分の子どもが目標を見失っている時或いは、モチベーションが下がっている時などに、親として子どもに寄り添いながら“子どもの行きたい方向”を引き出し導く事が出来るようになります。効果的かつ目的ある対話の環境が構築できることによって、子どもたちは、自発的に勉強に向かうようになり、学力面でのパフォーマンスやスポーツでのパフォーマンスなどに良い影響をもたらしてくれます。
“養育者として、自ら子どもの力を引き出せる存在になるのです”
子どもの頃、こんな経験ありませんでしたか?
   ・ どういうふうに勉強をしたらいいのかわからない?
   ・ 何から手をつければいいのかわからない?
   ・ 宿題やったのに、まだ勉強しなさいって言われる?何すればいいの?
私自身、子どもの頃に、「自分なりにやってみてるけれど、親からはやっていないと怒られる・・・。」そんな経験もありました。怒られ続けると、仕方なく勉強を始めるけれども、やる気はドンドンと低下し、結局身が入らない・・・そんな、経験もしました。特に子どもは、周りの大人の声のかけ方や言葉がけにより勉強のモチベーションは大きく変わります。

人はそれぞれの言語パターンをもっている

NLPとは、Neuro Linguistic Programmingの頭文字をとった略称であり、“神経言語プログラミング”と訳されます。“言語”というコトバが含まれているように、一個人がどの様に言語を組み立てているのか、という部分にも注力します。組み立てられた言語はパターン化され、殆どの人が無意識に使っているのです。そして、『 自分の言語パターン=相手の言語パターン 』 だと思い込み会話をすることが、ミスコミュニケーションの原因となります。決して、自分の言語パターン=相手の言語パターンではありません。子どもに何度伝えても伝わらない場合、子どもの言語パターンと自分自身の言語パターンが異なっているということがあり得ます。しっかりと伝える場合には、相手の言語パターンに合わせる事が大切です。では、今回は、数多くあある言語パターンのうち、わかりやすく使いやすい一つをご紹介します。

まずは、ご自身のパターンを知ってみましょう

あなた自身は、『ポジティブに向かうパターン?』 それとも 『ネガティブを避けるパターン?』
 では、テストです。
 どちらの言葉をかけられると、行動に移しやすいですか?或いは、気持ちが動きやすいですか?

 A.この仕事が終わったら、ボーナスが出るよ。 B.この仕事が終わらなければ、ボーナスは貰えないよ。
 A.掃除が終わったら、遊びに行こう!       B.掃除が終わらなければ、遊びに行けないよ。
 A.このお茶を飲むと、健康になるよ!       B.このお茶を飲まないと、健康にはなれないよ。

AとBどちらが多かったでしょうか?
Aが多かったというあなたは、ポジティブに向かうパターンです。NLPでは『目的追求型』と言われます。このパターンの人は、『目標やご褒美に突き進むイメージを持つ』ことでやる気が出ます。そして、Bが多かったというあなたは、ネガティブを避けるパターンです。NLPでは、「問題回避型』と言われます。このパターンの人は、『問題や罰を避けるイメージを持つ』ことでやる気が出ます。
では、Aのパターンを持つお子さんにはどの様に声かけする必要があるのでしょうか?また、Bのパターンを持つお子さんはどうでしょうか?

 例えば、Aのパターンのお子さんには
   ・テストで○点以上取ったら、レストランに食事に行こう。
   ・塾に頑張って通ったら、夏休みは家族旅行に行こう
   ・宿題終わったら、ゲーム好きなだけしていいよ
 そして、Bのパターンのお子さんには
   ・テストで○点取れなかったら、レストランには行かないよ
   ・塾をさぼったら、夏休みの家族旅行はなしだよ
   ・宿題終わらないと、ゲームはしちゃダメだよ

大人が言葉がけ一つ変えてみることで、自分自身もイライラすることなく、子どもも動いてくれる。
お互いストレスも減り、とてもいい事だと思いませんか?

『「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。』

(野村克也氏:ヤクルトスワローズ元監督)

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