こんにちは。Human Roots®の佐々木史絵です。
今後、月ヶ瀬代表とともに『心理を語ろう』で楽しんで頂けたらと思っております。
どうぞ、よろしくお願いします。
さて、11月も中旬となり秋から冬へと移り変わってゆく時期ですね。
今年の秋は、暖かい日と寒い日の気温差が大きくいつもの秋とは少し違うような感覚でもありますが、秋の味覚は変わらず美味しい!
秋の味覚、口にしましたか?
秋の味覚といえば・・・
サンマ、栗、柿、梨、芋、カボチャ、松茸、しめじ・・・ etc
その食材のイメージ。
料理を作っているときの音や、食べるときの会話。
料理の味や匂い。
など、料理を楽しむ要素はたくさんあります。
そして、過去の美味しかった経験を思い出しているとお腹が急に減ってきたり、よだれが出てきそうになったりと体も一気に美味しいものを求めて反応しますよね。
秋の味覚をもっと楽しみながら、心の豊かさに変えてしまう方法は?
1.あの時食べた忘れられない味を再び食する旅に出掛ける
誰もが、また食べたいと思う味やモノ。
逆にもう二度と食べたくないという味やモノがあると思います。
私のまた食べたいモノの一つは、『京都の老舗で食べた水だき』。
二度と食べたくないモノは、『パラオで食べたコウモリ鍋』。
京都の水だきに出会ったのは、5年ほど前のまだ寒い季節。
梅が咲き始める頃に合わせ、友人3人と2泊3日の京都旅行に出掛けました。
運よく予約がとれた老舗は、趣ある造りで各部屋個室とゆっくりとした時間を過ごせる空間でした。
美味しい料理に舌鼓をうち、会話もはずみ、3人で楽しく食事を愉しみました。
ただ・・・女性3人では食べきれないほどの量。
終盤は、こんな美味しい料理を残すのは申し訳ない。
そして、美味しさも手伝い、私たちは一生懸命料理を口に運んでいました。
お店を出るときは、3人とも動くのも苦しく、ノドの辺りまで食べたものが詰まっているような
感覚を感じながらホテルへの帰路につきました。
そして、ほろ酔い気分で何故だかホテルまで1時間ほど歩いて戻りました。
美味しかった水だきだけれども、面白いことに鮮明に残っているのは苦しくなるほど食べ、ホテルまで「お腹が苦しい」とそれさえも楽しみながらホテルに戻った記憶。
ですので、あの水だきの味をもう一度確認したい!
きっと、以前のエピソードを思い出し、話しのネタにしながらまた新しいエピソードが出来上がるはずです。
あなたのエピソードは何ですか?
それをどんなエピソードを加えていきますか?
2.美味しかったあの味を再現してみよう
あのお店のあの料理を食べたいと思ったとき、いつあの店に行こうかな?と考えて予定を立てたり、お店に予約を入れる事は簡単な事です。
それを、心の豊かさにするために、自分であの味を再現してみましょう!
例えばあのお店の○○鍋の味が美味しかった。
その鍋にはどんな具材が入っていたのかイメージを再生してみましょう。
そして味を思い出しながら、どんな調味料を使うとあの味が再現できるのか考えてみましょう。
使われてるであろう、調味料がイメージ出来たら、料理開始です!
想像で料理を作り上げていくのです。
出来上がりの味が再現できる確率は、正直低いです。
しかし、失敗しても一生懸命作るとその料理に愛着が湧いたり再現は出来なくても、自分好みの味に仕上がったりと、意外と料理を作るプロセスを楽しめるはずです。
そして、更にそれを楽しむコツは。
同じ料理を食べたことがある仲間と一緒に作るという事です。
「その調味料は使われていないはず」
「こっちの調味料を入れてみよう」
「あの時の味に近づいてる気がする」
なんて、言葉を交わしながら作ると楽しさ倍増です。
想像しながら料理を作ることで、脳の活性化にもつながりますよ。
3.素材の味を知ろう
外食やお惣菜などの出来合いモノが食卓に並ぶことが増えている現代、素材そのものの味を知る人が減ってきているといえます。
また、味どころか素材の形がわからないという方も増えてきているそうです。
実は私もそうです。
まだまだ知らないことが沢山あります。
去年、知人の畑で作られている生姜の収穫のお手伝いをさせて頂きました。
生姜が畑でどの様に育てられているのか、どんな葉や茎をしているのか、という事を初めて知りました。
実際に育てられたものを畑から直接収穫しながら農家の方から色々なお話を聞かせて頂きました。
改めて、育てることの大変さを思いつつ食べ物の大切さを実感しました。
そして、何より自分で収穫したものを食べるとそこに思いが加わりいつもの味とは違う味にさえ感じます。
素材そのものを見たり、触ったりした経験を得て今後その素材を使った料理を食べると何が変わりそうですか?
ぜひ、味覚を通して心を豊かにしてみてください。
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