夏から秋へと季節が変わる時、また、冬から春に季節がうつる時。季節の変わり目になると、何故だか体調を崩しがちになったり、気持ちが晴れない事が増えるという方がいらっしゃるかもしれません。そんな時には、某塾のCMで、目にしたり、「やる気スイッチ。~♪♪」と耳にしたことがあるかもしれない『やる気』スイッチを活用して乗り切ることをおすすめします!

NLPで“やる気”スイッチを作る

NLP(神経言語プログラミング)には、感情のコントロールができる幾つかの方法があります。その中でも、アンカリングという手法を活用し、“やる気”スイッチを作ることができます。またスイッチを作る方法にも、幾つかの方法ありますので、今回はその中でも簡単に作れる一つを紹介します。

1枚の写真を準備

まず最初に1枚の写真を準備します。自分自身にとって、特別の写真をまず準備するのです!どの様な特別の写真を準備するのかといいますと、自分自身の過去を振り返った時、とてもモチベーションが高く、やる気に満ち溢れていた時を思い出す写真です。
例えば、幼稚園の頃、運動会でメダルを貰い凄く嬉しくて『また頑張ろう!』 と思った事を思い出す写真。中学時代、選手で出た部活動の試合で負けてしまい、とても悔しくて『これまで以上に練習を頑張るぞ!』 と心に誓ったことを思い出す写真。或いは、念願の学校に合格して更にやる気に満ちた時を思い出す写真。または、子どもを出産し、『この子を幸せにするために頑張ろう』 と身が引き締まる思いを感じた時の写真など振り返えると、その様な出来事が思い出されるような写真を準備するのです。或いは、大好きな有名人や著名人のこの写真を見ると元気が出て、やる気も出るというような、元気になれる特別の1枚を準備するのです。最近は、スマートフォンの登場で写真を撮る機会が増えてますので、スマートフォンから探すというのも一つですね。

特別な写真を“やる気”スイッチに変える

選んだ特別な写真を見ながら、その時の出来事を詳細に思い出します。例えば、小学生の頃、少年野球チームで、選手として試合に初めて出場。ピンチヒッターとして代打でバッターボックスに立ち、打ったボールがホームランとなり逆転勝ち!その時感じた爽快感と更に練習を頑張ろうと思った感覚。或いは、中学生3年生の夏。がむしゃらに勉強を頑張り、2学期最初のテストで一気に成績が上がり、やれば出来ると実感しもっと頑張ろうとモチベーションが上がった感覚。などというように、詳細にその時の出来事を思い出してください。そして、その時の感情や感覚をしっかりと思い出し、思い出した感情や感覚に強く感じながら写真をしっかりと見るのです。そうすることで、この写真を見ると、その時の感情や感覚を思い起こしやすくなり、その感情や感覚が“やる気”スイッチとして起動してくれるのです。
“やる気”スイッチに変わった特別な写真は、チョット気持ちが沈んだ時、気持ちが晴れない時すぐ見れるように手帳に挟んで持ち歩いたり、或いはスマートフォンに取り込んだりしてください。

お子様やペットの写真をスマートフォンの待ち受けにされている方や、会社のデスクにお子様の写真を飾られている方を時々見かけます。その様な方々は、その写真を見ると、頑張れる!或いは、ホッとして気持ちの切り替えが出来るという事で、目につく所の置かれているのだと思います。是非、写真を活用して気持ちの切り替えスイッチとして活用してみて下さい。

『自分の運命は自分でコントロールすべきだ。 さもないと、誰かにコントロールされてしまう。』

(ジャック・ウェルチ:アメリカ合衆国の実業家)

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