こんにちは。
ヒューマンルーツ NLPトレーナーの佐々木です。
クリスマスのイルミネーションと音楽が目と耳をたのしませてくれる今日この頃12月に突入し、早いもので今年もあと1ヵ月となりました。
例年の12月を思い出して下さい。
年賀状の準備をしなきゃ、大掃除しなきゃと思いつつも・・・
あっという間に今年も残すところあと数日なんて経験ありませんか?
さて、大掃除をなぜ年末にするのでしょうか?
古く江戸時代は、12月13日を正月事初めの日とし、すす払いを行っていたそうです。少しでも早くから身辺を清め、来年の幸運をもたらしてくれる歳神さまへアピールしていたそうです。それがいつしか、仕事納め後の12月28日頃から大掃除をする方が増えているようですね。
忙しい年末にバタバタと行う大掃除は好きですか?
楽しく掃除できてましたか?
しかし、掃除をしないと、いい年を迎えられない。
やらなければならないという思いで掃除をしていませんか?
そんなあなたに、家をスッキリ掃除する4つのコツをお伝えします。
12月始めの温かい日にStartする。
大掃除=年末にするもの…だと思い込んでいませんか?
私はある時ふと、何故寒くて動きたくない時に大掃除をするんだろう?
そう思った私はある年の11月中旬。太陽が眩しく暖かい日に窓掃除を始めました。
すると、毎年水や空気が冷たく手が痛くなり嫌だった窓掃除が楽しく出来たのです。
こちらの方が、気持ちよく新しい年を迎えられる気がする!
それから、私は寒い年末ではなく、寒くなる前の温かい11月に掃除、片づけをするようになりました。
ちなみに、過去30年の12月の気温変化の平均を調べると各地方で気温差はありますが、
12月始め3日間と12月終わり3日間の各地とも気温差は約3度でした。
これからでも遅くありません。
年末ではなく暖かい日に掃除を始めてみませんか?
今までより気持ちよく掃除が出来るたことを実感できるはずです。
大掃除をする場所のリストを見える化する。
今まで、大掃除をどの様な手順で進めていましたか?
ちょっと過去の記憶をヒモ解いてみて下さい。
- 目についたところから手を付ける
- 大変そうなところから手をつける
例えば、窓掃除や、フローリングのワックスがけetc・・・ - ・身近なところから始める
なんとなく、まずアレをして、その後アレをして・・・
あそこは誰々に任せて・・・
という感じで、頭の中で漠然とイメージしていた感じでしょうか?
ところで、人には物事を表記したり、伝えたりする時に、その捉え方の階層があります。
NLPでは『観念の階層』或いは『チャンクサイズ』といわれています。
例えばこんな感じです。
物事を大枠で捉える方が大掃除のリストを見える化すると
- キッチンの掃除
- 風呂掃除
- 窓掃除
- 玄関の掃除・・・etc
という感じです。
物事を細かくとらえる方が大掃除のリストを見える化すると
- キッチンのレンジ台の掃除
- キッチンの換気扇の掃除
- キッチンのマットを新しいものに変える
- 流し台の水垢とり
- 食器類の漂白
- 冷蔵庫の中身整理・・・etc
という風に、キッチンの掃除を細かく見える化します。
どちらが良い・悪いという事はありません。
大枠で捉える傾向の方は、やるべきことが漠然としているため半日で終わると思って始めた掃除が予想より時間がかかりなかなか終わらないという事にも繋がります。
また、細かくとらえる傾向の方は、見える化すると、やるべきことの多さに圧倒され何から始めればいいのか動けなくなるかもしれません。
では、どの様にすれば良いのでしょうか?
大枠で捉える傾向の方は、最初に書き出したリストを基に次の段階のすべき事を見える化してみましょう。
自分のすべきことが今までより明確になり動きがスムーズになります。
そして、細かくとらえる傾向の方は、
- 書き出したリストを基に、日常の中で出来る掃除。
- 週に1度位のペースで出来る掃除。
- 月に1度位のペースで出来る掃除。
- 半年に1度する事。
という分類別けをしましょう。
例えば…
日常出来る事:
- レンジ台の掃除は、料理の後に飛んだ油を拭く
週に1度位:
- 流しの水垢とり
月に1度位:
- 冷蔵庫の整理
- 食器類の漂白
半年或いは1年に一度:
- マットの交換
- 換気扇の掃除
という風に分類別けすると、どうでしょうか?
大掃除としてまずすべきことは何かが見えてくるはずです。
30分程度で出来る見える化リスト作成をして今年の大掃除はこれまでよりスムーズに進めませんか?
不要になったモノを手放す
大掃除をしていると出てくるのは色々なモノ。
- 1年間で溜め込んだ仕事の資料
- どこかでもらったチラシやパンフレット
- 買ったけどあまり使わなかったモノ
- 頂きモノ
- 旅先で買ったお土産・・・etc
大きなモノから小さなモノまで365日かけて手に入れたモノ。
さて、掃除を始める今、それらのモノは今のあなたに必要ですか?
今は不要だとわかっていても、手放せないモノありませんか?
写真、頂きモノ、旅先で買ったお土産 など思い出が詰まっていれば、尚更です。
以前の私は手放せない人でした。
どうしようか迷った後、『また今度。』 という風に後回しにしてモノが溜まることを繰り返していました。
それを、後回しにすることなく、気持ちよく手放すために自分自身に質問してみて下さい。
『それは、私にとってどんな価値があるのだろう?』
例えば:
友人から頂いた食器。でも私の好みではなくしまいこんでいる。
だが、手放す事は出来ない。
『その食器は私にとってどんな価値があるのだろう?』
・・・・
『友情』
友情を得る為の食器であるならば、友情は別の方法でも得る事ができますよね!
捨てる事に対して気が引けるならば、リサイクルショップ、ネットオークションなど手放す方法は色々あります。
その様な質問を投げかける事で私はモノを手放す事が出来るようになりました。
手放したくないものは大切に。
迷った時は、質問を!
これで、あなたも片づけ上手の仲間入りです。
空間を作る工夫をする。
モノを手放していくと、手に入るのが空間です。
空間が手に入らないと、新たなモノは入りません。
空間がないまま、新たなモノが入ってくるとどうなるでしょうか?
イメージしてみて下さい。
しまう場所がなく、とりあえずどこかに押し込んだり。
とりあえず置けそうな場所に置いてみたり。
どんどん散らかってしまいますよね。
そして人は、空間が出来ると無意識にその空間を埋めようとします。
こんな経験をお持ちかもしれません。
掃除や片づけをして、不要な物を手放し気が付けば一つの引き出しが空っぽ。
空っぽの引き出しを見て、『片づけた~』 という満足感、充実感、
スッキリ感を感じながらも、心の片隅で、『今度はここに何を入れようかな?』
なんて、新しいモノを埋める妄想をしませんでしたか?
空間が出来き、新しいモノがやってくるとその空間にモノは収まり上手に整理できます。
実は、人の脳も掃除と似たようなシステムを持っています。
「脳は、できた空白を埋めようとする」のです。
(実は、これ脳も同じなんです。)
あれこれ考えて、頭がいっぱいいっぱいの状態では、新しい考えやアドバイスをもらってもただ、散らかるだけで動けない事が殆どです。
そんな自分を今年で終わらせる為にも、不要な思考を手放し、脳の中に空白を作る事で来年の目標に向かってスムーズに動く事が出来ます。
2016年を、気が付けば1年終わっていたという年にせず、充実した実りある1年とするために!
まずは、家の掃除と一緒に脳の掃除も年内にやってしまいましょう!
- 投稿タグ
- NLP